令和04年度 第107回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 192

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問 192  正答率 : 81.1%

 国家試験問題

国家試験問題
漢方薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 大建中湯は、不眠症に使用される。


2 五苓散は、浮腫に使用される。


3 小青竜湯は、アレルギー性鼻炎に使用される。


4 補中益気湯は、月経困難に使用される。


5 抑肝散は、気管支ぜん息に使用される。

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問 192    

 e-REC解説

解答 2、3

1 誤
大建中湯は、腹が冷えて痛み、腹部膨満感がある諸症状などに用いられる。

2 正
五苓散は、のどが乾いて尿量が少ない状態の嘔吐や腹痛、浮腫などに用いられる。

3 正
小青竜湯は、感冒や気管支ぜん息、アレルギー性鼻炎などによる水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、咳嗽などに用いられる。

4 誤
補中益気湯は、消化機能が衰えている虚弱体質者の病後の体力増強、食欲不振などに用いられる。

5 誤
抑肝散は、神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症などに用いられる。

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