令和06年度 第109回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 22

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問 22  正答率 : 52.9%

 国家試験問題

国家試験問題
遺伝毒性発がん物質のリスク評価に用いられる指標はどれか。1つ選べ。

1 許容一日摂取量


2 耐容一日摂取量


3 実質安全量


4 急性参照用量


5 無毒性量

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問 22    

 e-REC解説

解答 3

発がん物質のリスク評価には実質安全量(VSD:virtually safe dose)が用いられる。実質安全量は、「発がん物質を一生涯摂取しても、危険度がある限られた確率以下に留まる量」であり、生涯危険率として10-5〜10-6(10万人〜100万人に1人が発がんする確率)が採用されている。一般の毒物は閾値以下の摂取ならば問題ないとされているが、発がん物質については閾値がなく摂取した量に比例した危険性があるとされるため、実質安全量が用いられる。

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