平成27年度 第100回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 234,235

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問 234  正答率 : 74.2%
問 235  正答率 : 62.5%

 国家試験問題

国家試験問題
60歳女性。以前より糖尿病と診断され、食事や運動に気をつかい、服薬コンプライアンスも良好であったが、最近、労作時に息切れがあり、体重も増加して悩んでいた。女性から「最近靴が履きにくくなった」との訴えもあり、薬剤師が女性のふくらはぎを軽く押してみたところ、押した所が元に戻らなかった。

問234(実務)
女性が服用中の以下の薬剤のうち、上記の原因として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。

1 ピオグリタゾン塩酸塩錠


2 トルブタミド錠


3 八味地黄丸


4 メコバラミン錠


5 エパルレスタット錠




問235(衛生)
下図は、我が国における糖尿病、悪性新生物、脳血管疾患、心疾患及び高血圧症の総患者数の年次推移を表したものである。糖尿病に該当するのはどれか。1つ選べ。

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問 234    
問 235    

 e-REC解説

問234 解答 1

本患者にみられた症状(労作時の息切れ、体重増加、ふくらはぎを軽く押してみたところ、押した所が元に戻らなかった)及び訴え(最近靴が履きにくくなった)より、ピオグリタゾンの副作用である水分貯留による心不全が現れていると考えられる。


問235 解答 2

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