平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 57

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問 57  正答率 : 77.5%

 国家試験問題

国家試験問題
弁膜症を合併しない心房細動の症例において、抗凝固療法の必要性を判断する上で、重要性が低い合併症はどれか。1つ選べ。

1 高血圧


2 心不全


3 糖尿病


4 貧血


5 脳梗塞の既往

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問 57    

 e-REC解説

解答 4

心房細動では、心臓のポンプ機能障害による血液の流動性低下などが原因となり、血栓が生成しやすくなる。脳梗塞の既往がある場合や、血管抵抗が通常より高い状態である高血圧、心室内血液が滞留しやすくなっている心不全、血管が障害されている可能性のある糖尿病等を併発している場合、血栓や塞栓を生じるリスクがさらに高まるため、抗凝固療法の必要性が高くなる。

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