令和02年度 第105回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 59

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問 59  正答率 : 79.6%

 国家試験問題

国家試験問題
フィラデルフィア染色体が高頻度に認められる疾患はどれか。1つ選べ。

1 急性骨髄性白血病


2 慢性骨髄性白血病


3 成人T細胞白血病


4 悪性リンパ腫


5 多発性骨髄腫

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問 59    

 e-REC解説

解答 2

フィラデルフィア染色体は、第9番染色体と第22番染色体の一部が切断され、切断部が相互に交換(相互転座)されることで形成される。9番染色体上のAbl遺伝子と22番染色体上のBcr遺伝子が融合し、Bcr−Abl遺伝子が産生されることが特徴的であり、発見した場所にちなんでフィラデルフィア染色体と呼ばれる。フィラデルフィア染色体は、慢性骨髄性白血病患者の90%以上に、急性リンパ性白血病患者の約20〜30%にみられる。

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