平成31年度 第104回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 76

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問 76  正答率 : 80.4%

 国家試験問題

国家試験問題
製造物責任法の対象にならないのはどれか。1つ選べ。ただし、免責事由はないものとする。

1 一般用医薬品


2 血液製剤


3 要指導医薬品


4 薬局製造販売医薬品


5 調剤された薬剤

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問 76    

 e-REC解説

解答 5

製造物責任法(PL法)は、製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的としている。そのため、製造物責任法では、製造物の欠陥が原因となり生じた被害の賠償について定められている。
なお、薬剤師の調剤において、調剤過誤や服薬指導の不備があった時には、製造物の欠陥には該当せず、製造物責任法の対象とはならない。したがって、調剤された薬剤は製造物責任法(PL法)の対象にならない。

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