令和07年度 第110回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 93

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問 93  正答率 : 51.5%

 国家試験問題

国家試験問題
ボルツマン分布は、異なるエネルギー準位E1E2E2E1)にある分子の数をそれぞれN1N2としたとき、熱平衡状態における両者の比(RN2/N1)とエネルギー差(ΔEE2E1)との間にある一定の関係を与える。この関係を表すグラフの概形として正しいのはどれか。1つ選べ。

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問 93    

 e-REC解説

解答 3

ボルツマン分布とは、高温で低濃度条件下の粒子系における分子数の分布のことであり、エネルギーと温度の指数関数で表される。異なるエネルギー準位E1E2E2E1)をもつ分子の数をそれぞれN1N2としたときの、熱平衡状態における両者の比(RN2/N1)は、以下のボルツマンの式で表される。
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ボルツマンの式より、RΔEが大きくなるほど指数関数的に減少するため、グラフの概形は選択肢3が正しい。

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