令和03年度 第106回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 30

Pin Off  未ブックマーク   
問 30  正答率 : 87.4%

 国家試験問題

国家試験問題
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing−off現象を改善させるアデノシンA2A受容体遮断薬はどれか。1つ選べ。

1 アポモルヒネ
2 アマンタジン
3 ブロモクリプチン
4 イストラデフィリン
5 ロチゴチン

 解説動画作成を要望!

 解答を選択

問 30    

 e-REC解説

解答 4

1 誤
アポモルヒネは、ドパミンD2受容体刺激薬であり、パーキンソン病におけるオフ症状の改善に用いられる。

2 誤
アマンタジンは、作用機序は十分に解明されていないが、ドパミンの放出促進作用・再取り込み抑制作用・合成促進作用が認められており、パーキンソン症候群に用いられる。

3 誤
ブロモクリプチンは、ドパミンD2受容体刺激薬であり、パーキンソン症候群に用いられる。

4 正
イストラデフィリンは、アデノシンA2A受容体遮断薬であり、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing−off現象の改善に用いられる。

5 誤
ロチゴチンは、ドパミンD2受容体刺激薬であり、パーキンソン病に用いられる。

 Myメモ - 0 / 1,000

e-REC 過去問解説システム上の [ 解説 ] , [ 解説動画 ] に掲載されている画像・映像・文章など、無断で複製・利用・転載する事は一切禁止いたします