令和03年度 第106回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 132

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問 132  正答率 : 77.9%

 国家試験問題

国家試験問題
覚醒剤に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

1 メタンフェタミンは、アンフェタミンのアミノ基がメチル化されたものである。
2 摂取を中断しても、摂取時と同様の精神症状が現れるフラッシュバックがみられることがある。
3 摂取を中断すると、身体依存性が強く現れる。
4 中枢神経を興奮させ、発汗、悪心、けいれんなどの症状が現れる。
5 摂取の確認には、尿や毛髪中の未変化体を調べる。

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問 132    

 e-REC解説

解答 3

1 正しい
メタンフェタミンは、アンフェタミンのアミノ基がメチル化されたものである。
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2 正しい
覚醒剤の慢性中毒者では、幻覚や妄想などが出現したり、禁断症状のような不安感におそわれたりするフラッシュバックがみられることがある。

3 誤っている
覚醒剤は、身体依存性はなく、精神依存性や耐性が生じるとされている。

4 正しい
覚醒剤には中枢興奮作用があり、発汗、悪心、けいれん、頭痛、疲労感の消失など様々な症状が現れる。

5 正しい
覚醒剤の摂取確認では、尿や毛髪中の未変化体を検出対象とする。

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