問274, 問275 みんなの正答率 67.4% / 62.7%
QUESTION ▪ 第105回 薬剤師国家試験 一般実践問題
14歳女児。身長160 cm、体重52 kg。造血幹細胞移植後の真菌感染症予防のため、フルコナゾールカプセルで管理を行っていた。しかし、画像診断や検査値などからアスペルギルス症が疑われ、注射用ボリコナゾールが投与されることになった。

検査値:AST 25 IU/L、ALT 37 IU/L、γ−GTP 40 IU/L、 血清クレアチニン値 0.7 mg/dL

問274(実務)
病棟担当薬剤師は、注射用ボリコナゾールの投与にあたり、処方監査を行い、投与後のモニタリングについて検討した。薬剤師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
問 274 の選択肢
1
経口剤への変更を提案する。
正解
2
体重あたりの用量(mg/kg)が、成人の標準用量よりも低用量で開始されていることを確認する。
正解
3
ボリコナゾールによって代謝が強く阻害される薬剤が併用されていないことを確認する。
正解
4
ボリコナゾールの血漿中濃度は24時間以内に定常状態に達すると考えられるため、TDM用の採血は投与開始日の翌日に行う。
正解
5
重篤な肝障害が現れることがあるので、肝機能を定期的にモニタリングする。
正解
問275(薬剤)
初日はボリコナゾールとして1回300 mgを1日2回、2日目以降は1回200 mgを1日2回点滴静注し、治療を行ったが、症状やレントゲン陰影の改善はみられなかった。この患者におけるボリコナゾールの定常状態での平均血漿中濃度は1.0 mg/Lであったため、薬剤師は治療域に達していないと判断した。
この患者における定常状態における平均血漿中濃度を2.5 mg/Lとしたい。ボリコナゾール1日投与量(mg/day)として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
ただし、ボリコナゾールの定常状態における平均血漿中濃度と体内からの消失速度の関係はMichaelis-Menten式で表され、Km値は0.50 mg/Lとする。
問 275 の選択肢
1
500
正解
2
600
正解
3
700
正解
4
800
正解
5
1,000
正解
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