問294, 問295 みんなの正答率 81.6% / 63.9%
QUESTION ▪ 第105回 薬剤師国家試験 一般実践問題
26歳女性。糖尿病の既往がある。大学卒業後、就職し、仕事が増え始めた頃から奇異な言動が見られ始め、部屋に引きこもり、独り言を言う、壁を叩く、蹴るような行動が見られるようになった。心配した家族とともに精神科を受診したところ、統合失調症と診断されて入院となり、アリピプラゾールによる治療が開始された。入院時の検査値はNa 142 mEq/L、K 4.1 mEq/L、Ccr 110 mL/min、AST 22 U/L、ALT 43 U/L、HbA1c 6.4%(NGSP値)であった。アリピプラゾールを徐々に増量し、30 mg/日まで増量した結果、壁を叩くような行動はなくなった。しかし、薬剤師が病室を訪問した際、患者はろれつが回りにくく、手指振戦をきたしていることに気付いた。患者と面談したところ、トイレに行くための歩行もしづらく、日常生活に支障が生じるので困るとの訴えがあった。

問294(病態・薬物治療)
この患者に認められた手指振戦は、抗精神病薬の有害作用と考えられる。その作用発現に関係するドパミン神経経路はどれか。1つ選べ。
問 294 の選択肢
1
中脳―辺縁系
正解
2
中脳―皮質系
正解
3
黒質―線条体系
正解
4
漏斗下垂体系
正解
5
青斑核―扁桃体系
正解
問295(実務)
今後の治療方針について薬剤師が行う医師への提案として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
問 295 の選択肢
1
しばらく経過観察
正解
2
アリピプラゾールの増量
正解
3
クエチアピンへの処方変更
正解
4
クレアチンキナーゼ値の測定
正解
5
ビペリデンの処方追加
正解
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