問278, 問279
みんなの正答率 72.3% / 60.7%
QUESTION ▪ 第110回 薬剤師国家試験 一般実践問題
36歳女性。糖尿病の家族歴あり。妊娠のため、近隣の産婦人科クリニックを受診した。妊娠初期から定期的に血糖測定していたところ、血糖値の上昇傾向が見られ、食事療法を行っていた。妊娠24週時(妊娠中期)に実施した75 gブドウ糖負荷試験で、空腹時血糖値98 mg/dL、1時間値192 mg/dL、2時間値180 mg/dLであったため、紹介された総合病院に管理入院し、食事療法に加えて、血糖自己測定及びインスリン療法が導入された。

(入院時検査値)
白血球8,500 /µL、Hb 12.0 g/dL、血小板32.0×104 /µL、
随時血糖178 mg/dL、HbA1c 5.7%

(入院時検査値)
白血球8,500 /µL、Hb 12.0 g/dL、血小板32.0×104 /µL、
随時血糖178 mg/dL、HbA1c 5.7%
問278(実務)
薬剤師が患者に提供する情報として、正しいのはどれか。2つ選べ。
薬剤師が患者に提供する情報として、正しいのはどれか。2つ選べ。
問 278 の選択肢
1
妊娠中期以降はインスリン抵抗性が改善するので、投与量を漸減していく可能性が高い。
正解
2
インスリン注射に不安があれば、処方2を経口血糖降下薬に置き換えるBOT療法(Basal Supported Oral Therapy)の導入が可能である。
正解
3
出産後に血糖値が正常化しても、食事療法と運動療法の継続や定期的な検査が必要である。
正解
4
妊娠中は1日に複数回の血糖自己測定により、厳格な血糖管理を行う。
正解
5
出産直後は高血糖を起こしやすいので、経口血糖降下薬を追加する可能性がある。
正解
問279(薬剤)
処方1の薬剤が持効性を示す機構として、正しいのはどれか。1つ選べ。
処方1の薬剤が持効性を示す機構として、正しいのはどれか。1つ選べ。
問 279 の選択肢
1
インスリン分子を結晶化することで、溶解性を低下させた。
正解
2
投与後、皮下組織において、インスリン分子が安定した可溶性のマルチヘキサマーを形成するようにした。
正解
3
インスリン分子の等電点を改変することで、生理的なpHで微細な沈殿物を形成するようにした。
正解
4
インスリン分子に脂肪酸を結合させることで、血中でアルブミンと複合体を形成するようにした。
正解
5
インスリン分子をプロタミン硫酸塩との複合体とすることで、溶解速度を低下させた。
正解
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