薬剤師国家試験 平成28年度 第101回 - 一般 理論問題 - 問 170
薬物Aの血中濃度が薬物Bの併用によって上昇する組合せはどれか。2つ選べ。

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解答 1、4
1 正
シンバスタチンは、主にCYP3A4で代謝される。エリスロマイシンはCYP3A4阻害作用をもつため、シンバスタチンの代謝が阻害されることで血中濃度が上昇する。
2 誤
トリアゾラムは、主にCYP3A4で代謝される。リファンピシンはCYP3A4などの代謝酵素誘導作用をもつため、トリアゾラムの代謝が促進されることで血中濃度が低下する。
3 誤
コレスチラミンは、陰イオン交換樹脂製剤である。プラバスタチンは陰イオン性薬物であり、コレスチラミンにより吸着され消化管吸収が抑制されるため、血中濃度が低下する。
4 正
プロカインアミドとシメチジンは、共に腎臓の近位尿細管で有機カチオン輸送体によって排泄される。これらを併用することで有機カチオン輸送体の競合が起こり、プロカインアミドの排泄量が低下するため、血中濃度が上昇する。
5 誤
アスピリンはタンパク結合力が強いため、ワルファリンの血漿タンパクとの結合を競合的に阻害する。遊離形となったワルファリンは組織に移行するので、血中濃度が低下する。
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