薬剤師国家試験 平成29年度 第102回 - 一般 理論問題 - 問 173
高分子及び高分子水溶液に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 天然高分子の分子量は不均一であるが、合成高分子は重合度が均一で分子量の分布はない。
2 高分子の性質は、高分子を構成するモノマーの種類や比率によって決まり、直鎖状、分枝状などの構造による影響を受けない。
3 等電点付近のpH領域において、タンパク質は分子が広がった状態となるため、溶液の粘度が高くなる。
4 高分子溶液のコアセルベーションは、相分離により高分子の濃厚な相と希薄な相に分かれる現象である。
5 極限粘度(固有粘度)は、高分子水溶液の還元粘度を濃度に対してプロットし、濃度→0となるように外挿した時の切片の値である。
- REC講師による詳細解説! 解説を表示
- この過去問解説ページの評価をお願いします!
-
- わかりにくい
- とてもわかりやすかった