薬剤師国家試験 平成29年度 第102回 - 一般 理論問題 - 問 184

45歳男性。仕事上、接待での飲食が多く、最近の半年間で4 kgの体重増加を認めた。右母趾の関節痛が生じたため近医を受診したところ、血清尿酸値の高値を指摘され、非ステロイド性抗炎症薬の服用により関節痛の改善を認めた。
この患者の治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 痛風関節炎を繰り返す場合は血清尿酸値の目標を6.0 mg/dL以下とする。
2 血清クレアチニン値2.0 mg/dL以上の腎機能障害を伴う場合はベンズブロマロンを選択する。
3 尿路結石を合併する場合はベンズブロマロンを選択する。
4 尿酸排泄促進薬を使用する場合は、尿アルカリ化薬を併用する。
5 痛風関節炎の再発予防のため、少量の非ステロイド性抗炎症薬を継続投与する。

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