薬剤師国家試験 平成29年度 第102回 - 一般 実践問題 - 問 306,307

55歳男性。喫煙歴30年(1日20本程度)。前回の薬剤服用後に、意識がもうろうとし、ふらついたという。男性が原因を知りたいと薬局を訪れた。男性が服用していた薬剤は以下のとおりである。
スクリーンショット 2018-01-11 20.19.26.png

問306(実務)
原因を特定するための薬剤師の対応として適切でないのはどれか。1つ選べ。

1 最近、薬の服用量が変更されたかを確認した。
2 かんきつ類を食べたり、そのジュースを飲んだりしていないかを尋ねた。
3 最近、禁煙を始めたかを尋ねた。
4 残薬の確認を行った。
5 クロナゼパムの服用を一時中止するように伝えた。


問307(法規・制度・倫理)
男性から、今回質問した事項について、知り合いの医師にも確認してみたいので、薬歴を開示して欲しいとの要望があった。対応として適切でないのはどれか。1つ選べ。なお、この薬局は個人情報の保護に関する法律における個人情報取扱事業者である。

1 患者の権利や利益を害するおそれのある記述があったため、該当する部分を見えないようにして開示した。
2 薬歴の原本は渡すことはできないので、コピーして患者に渡した。
3 開示にかかった実費相当額の費用を患者に請求した。
4 薬局が定める開示手続きの方法にしたがって、開示の請求をするよう指示した。
5 薬歴の開示は薬局の義務ではないことを説明した。

User_Business_24REC講師による詳細解説! 解説を表示
この過去問解説ページの評価をお願いします!
  • わかりにくい
  • とてもわかりやすかった

評価を投稿

他の解説動画を見る