薬剤師国家試験 平成30年度 第103回 - 一般 理論問題 - 問 141
調剤された薬剤に関する情報提供及び指導についての薬局開設者の義務として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
1 薬剤師に、対面により、情報提供及び指導を行わせなければならない。
2 薬剤師による情報提供及び指導は、書面等を用いて行わせなければならない。
3 薬剤師に、情報提供及び指導を行わせるにあたり、あらかじめ、患者の年齢、他の薬剤の使用状況等を確認させなければならない。
4 薬剤を交付した患者から相談があった場合には、薬剤師に、情報提供又は指導を行わせなければならない。
5 薬剤師による情報提供又は指導ができないときは、薬剤を交付した後、薬剤師にその旨を処方医に連絡させなければならない。
- REC講師による詳細解説! 解説を表示
-
解答 5
1 正しい
薬局開設者は、調剤された薬剤の適正な使用のため、当該薬剤を販売・授与する場合には、その薬局において薬剤の販売又は授与に従事する薬剤師に、対面により、書面を用いて情報提供及び指導を行わせなければならない。
2 正しい
解説1参照
3 正しい
薬局開設者は、調剤された薬剤を販売・授与する際の情報提供及び指導を行わせるにあたり、薬剤師にあらかじめ、患者の年齢、他の薬剤等の使用の状況等を確認させなければならない。
4 正しい
薬局開設者は、調剤された薬剤を交付した患者等から相談があった場合には、その薬局において薬剤の販売又は授与に従事する薬剤師に必要な情報提供及び必要な薬学的知見に基づく指導を行わせなければならない。
5 誤っている
薬局開設者は、薬剤師による情報提供又は指導ができないとき、調剤された薬剤を交付してはならない。また、薬局開設者は薬剤師に情報提供・指導をできない旨を処方医に連絡させる規定はない。
-
解説動画1 ( 02:43 )
-
※ この解説動画は 60 秒まで再生可能です
再生速度
|
|
- この過去問解説ページの評価をお願いします!
-
評価を投稿