薬剤師国家試験 平成31年度 第104回 - 一般 実践問題 - 問 331
以下のレジメンを肺がん患者(体表面積1.70 m2)に適用することになり、薬剤師がミキシングを行うこととなった。1バイアルあたり500 mg充填されているペメトレキセド(凍結乾燥品)を使用し、1バイアルあたり20 mLの生理食塩液で溶解する場合、ペメトレキセドの1日当たりの投与量(薬液量)として正しいのはどれか。1つ選べ。
1 14 mL
2 20 mL
3 34 mL
4 40 mL
5 68 mL
- REC講師による詳細解説! 解説を表示
-
解答 3
本患者へのペメトレキセドの1日当たりの投与量(mg)は、患者の体表面積1.7 m2とレジメン(表)に記載された投与量500 mg/m2より、1.7 m2×500 mg/m2=850 mgとなる。
ペメトレキセド500 mgに対して20 mLの生理食塩液で溶解するため、ペメトレキセド850 mgを溶解するのに必要な生理食塩液の量をX mLとすると、以下の関係式が成り立ち、
ペメトレキセド:生理食塩液=500 mg:20 mL=850 mg:X mL
X=34 mLとなる。
-
解説動画1 ( 05:03 )
-
※ この解説動画は 60 秒まで再生可能です
再生速度
|
|
- この過去問解説ページの評価をお願いします!
-
評価を投稿