薬剤師国家試験 令和03年度 第106回 - 必須問題 - 問 41
単純拡散による薬物の細胞膜透過に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。
1 濃度勾配に従う。
2 透過速度はMichaelis−Menten式で表される。
3 トランスポーターを介する。
4 ATPの加水分解エネルギーを利用する。
5 タンパク質の細胞内取り込みに関与する。
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解答 1
物質の細胞膜透過機構は、単純拡散、担体輸送(促進拡散、能動輸送)、膜動輸送の4つに分類される。それぞれの細胞膜透過機構の主な特徴について下記にまとめる。
単純拡散:トランスポーターを介さず、濃度勾配に従って物質を輸送する。
促進拡散:トランスポーターを介して、濃度勾配に従って物質を輸送する。
能動輸送:トランスポーターを介して、ATPの加水分解エネルギーを利用し、濃度勾配に逆って物質を輸送することができる。
膜動輸送:トランスポーターを介さず、ATPの加水分解エネルギーを利用し、細胞膜を変形させることでタンパク質のような高分子物質の細胞内取り込み及び細胞外分泌を行うことができる。
1 正
前記参照
2 誤
透過速度は、Fickの法則で表される。なお、担体輸送である促進拡散及び能動輸送の透過速度は、Michaelis−Menten式で表される。
3 誤
前記参照
4 誤
前記参照
5 誤
前記参照
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