薬剤師国家試験 令和07年度 第110回 - 一般 理論問題 - 問 105

下図は、アセチルCoAが生合成される一連の反応を模式的に示している。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

スクリーンショット 2025-05-28 18.15.25.png

1 構造式アのMg2+は、リン酸部位の陰イオンを電気的に中和し、リン原子の求電子性を高めている。
2 矢印イで示した酸素原子は、酢酸イオンに由来する。
3 アセチルCoAの点線で囲ったカルボニル基の炭素原子は、矢印ウの硫黄原子を酸素原子に置換したものに比べて求電子性が低い。
4 矢印エで示したリン原子は、5価4配位構造をもつキラル中心である。
5 アセチルCoAが生合成される過程において、CoA−SHのスルファニル基(チオール基)オは求核剤として作用し、SN2反応によりアセチル化される。

User_Business_24REC講師による詳細解説! 解説を表示
この過去問解説ページの評価をお願いします!
  • わかりにくい
  • とてもわかりやすかった

評価を投稿

他の解説動画を見る