薬剤師国家試験 令和08年度 第111回 - 一般 実践問題 - 問 276,277

8歳女児。近視の薬物治療を希望する母親に連れられて来院した。当院では、6歳から18歳未満の中等度近視の小児に対して、低濃度アトロピン硫酸塩点眼薬(院内製剤)を使用した近視進行抑制治療を実施している。診察の結果、中等度近視と診断され、患児及び母親にインフォームド・コンセントを行い、以下の院内製剤が処方された。

スクリーンショット 2026-08-26 14.24.51.png

なお、本院内製剤は、医療用医薬品である1%アトロピン硫酸塩点眼液(注)0.5 mLを、注射用生理食塩液49.5 mLで希釈し、点眼用プラスチック容器に5 mLずつ分注して調製する。

スクリーンショット 2026-08-26 14.28.54.png

問276(薬剤)
本院内製剤及びその調製法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 非水性点眼剤である。
2 無菌的に調製する必要がある。
3 調製した製剤の浸透圧は、約600 mOsmとなる。
4 日本薬局方「エンドトキシン試験法」への適合を確認する必要はない。
5 涙液中のナトリウムイオンによってゲル化することで効果が持続する。


問277(実務)
本院内製剤の交付時の説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 効果が感じられない場合は、点眼量を増やしてください。
2 眩しさを感じることがあるので、就寝前に点眼してください。
3 頭痛や動悸といった全身性の副作用に注意してください。
4 副作用による被害が生じたときは、医薬品副作用被害救済制度の対象となります。
5 本院内製剤は、公的医療保険の適用対象です。

User_Business_24REC講師による詳細解説! 解説を表示
この過去問解説ページの評価をお願いします!
  • わかりにくい
  • とてもわかりやすかった

評価を投稿

他の解説動画を見る