薬剤師国家試験 平成24年度 第97回 - 一般 理論問題 - 問 173

肝代謝のみで消失する薬物を経口投与する場合において、以下の変化が生じたとする。血中濃度-時間曲線下面積(AUC)が2倍に上昇するのはどれか。2つ選べ。ただし、この薬物の消化管からの吸収率は100%とし、肝臓での挙動はwell-stirred modelに従うものする。

1 肝血流速度が1/2に低下した場合
2 タンパク結合の置換により血中非結合形分率が2倍に上昇した場合
3 結合タンパク質の増加により血中非結合形分率が1/2に低下した場合
4 肝代謝酵素の誘導により肝固有クリアランスが2倍に増加した場合
5 肝代謝酵素の阻害により肝固有クリアランスが1/2に低下した場合

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