薬剤師国家試験 平成24年度 第97回 - 一般 実践問題 - 問 328
以下の処方について患児の家族に確認したところ、散剤の服用は困難であったため、疑義照会を行った。その結果、ブロムヘキシン塩酸塩シロップ0.08%に変更となった。秤量するブロムヘキシン塩酸塩シロップは総量で何mLか。1つ選べ。ただし、用法・用量及び投与日数の変更はない。
1 3.0
2 7.5
3 10.0
4 12.0
5 30.0
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解答 5
ブロムヘキシン塩酸塩細粒2%(0.02 g/1 g)が1日0.3 g[製剤量]、4日分処方されていることから、製剤全量は、1.2 g(0.3 g/日×4日=1.2 g)であり、その中に含まれる成分の量は、0.024 g(1.2 g×0.02 g/1 g=0.024 g)である。
ブロムヘキシン塩酸塩細粒に含まれる成分量(0.024 g)に相当するブロムヘキシン塩酸塩シロップ0.08%(0.0008 g/1 mL)の総量(mL)は、30 mL(0.024 g÷0.0008 g/1 mL=30 mL)である。
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解説動画1 ( 04:17 )
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