薬剤師国家試験 平成27年度 第100回 - 一般 理論問題 - 問 195
20名の被験者において、CYP2D6の遺伝子型を解析したところ、以下の結果が得られた。
この被験者集団におけるCYP2D6遺伝子の*10アレルの頻度として、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、アレルの頻度とは、ある集団で、該当する遺伝子配座においてそのアレルが占める割合のことをいう。
1 15%
2 40%
3 50%
4 60%
5 65%
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解答 2
アレル(対立遺伝子)とは、対をなす相同の遺伝的配座に存在する遺伝子のことである。
本問では、被験者20名に対して、CYP2D6の遺伝子解析をおこなっていることから、CYP2D6の遺伝子は2×20=40個存在し、その中でも*10は、16個(*1/*10:9名(9個の*10)、*10/*10:3名(6個の*10)、*5/*10:1名(1個の*10))存在する。
よって、この被験者集団におけるCYP2D6遺伝子の*10アレルの頻度は16÷40=40%である。
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解説動画1 ( 03:31 )
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