10%アミノ酸輸液の投与量をx mLとすると、アミノ酸1 g当たりのカロリーが4 kcalであることから、アミノ酸によるカロリーは、0.4 x kcal(x mL×10 g/100 mL×4 kcal/g)となる。また、タンパク質には窒素が16%含まれていることから、輸液に含まれている窒素の量は、0.016 x g(x mL×10 g/100 mL×0.16)となる。これらのことより、非タンパクカロリー(NPC)は1400-0.4 x kcal、窒素(N)は、0.016 x gである考えられる。 よって、非タンパクカロリー/窒素比(NPC/N)=150となるようにするための10%アミノ酸輸液の投与量を以下のように求めることができる。