薬剤師国家試験 平成27年度 第100回 - 一般 実践問題 - 問 345
ある日、以下の処方せんを持った5歳男児の両親が保険薬局を訪れた。この薬局には、ドライシロップの在庫が全くなく、医師に疑義照会してオセルタミビルリン酸塩カプセル75 mgを脱カプセルして調剤することになった。

この処方を全量調剤するのに必要なオセルタミビルリン酸塩カプセルの最少数はいくつか。1つ選べ。
1 4カプセル	
2 5カプセル	
3 6カプセル
4 7カプセル	
5 8カプセル
REC講師による詳細解説! 解説を表示 
- 
解答 3
本処方では、オセルタミビルリン酸塩ドライシロップ3%が製剤量として13 g(2.6 g/日×5日分=13 g)処方されていることから、オセルタミビルリン酸塩が成分量として、390 mg(13 g×0.03=13000 mg×0.03=390 mg)処方されていることになる。
オセルタミビルリン酸塩カプセル75 mgは1カプセル中に75 mgのオセルタミビルリン酸塩が含まれていることから、390 mgのオセルタミビルリン酸塩をカプセルで用意するためには、最低限6カプセル(390 mg/75 mg=5.2カプセル)は必要となる。
 
- 
解説動画1 ( 03:50 )  
 
- 
※ この解説動画は 60 秒まで再生可能です 
 
| 
再生速度
 | 
 | 
- この過去問解説ページの評価をお願いします!
 
- 
評価を投稿