薬剤師国家試験 平成31年度 第104回 - 必須問題 - 問 21
次のうち、地球温暖化係数は最も小さいが、地球温暖化への寄与度が最も大きいのはどれか。1つ選べ。
1 メタン
2 二酸化炭素
3 一酸化二窒素
4 ハイドロフルオロカーボン
5 六フッ化硫黄
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解答 2
選択肢のうち、地球温暖化係数は最も小さいが、地球温暖化への寄与度が最も大きいのは二酸化炭素である。地球温暖化係数とは、二酸化炭素を基準(1)として、他の温室効果ガスがどれだけ温暖化作用を有するかを表した数字のことであり、本問の選択肢では以下の大小関係になっている。
六フッ化硫黄>ハイドロフルオロカーボン>一酸化二窒素>メタン>二酸化炭素
地球温暖化への寄与度とは、地球温暖化係数に加え温室効果ガスの大気中濃度を加味したものである。地球温暖化の寄与度について、本問の選択肢では、以下の大小関係になっている。
二酸化炭素>メタン>一酸化二窒素>ハイドロフルオロカーボン>六フッ化硫黄
二酸化炭素は地球温暖化係数は最も小さいが、温室効果ガスの中で最も大気中濃度が高いため、地球温暖化への寄与度が大きい。
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解説動画1 ( 03:07 )
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