薬剤師国家試験 令和03年度 第106回 - 必須問題 - 問 27
ラベタロールが反射性頻脈の発生を抑える機序はどれか。1つ選べ。
1 アドレナリンα1受容体遮断
2 アドレナリンβ1受容体遮断
3 アドレナリンβ2受容体遮断
4 アドレナリンα2受容体刺激
5 アドレナリンβ2受容体刺激
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解答 2
反射性頻脈とは、血管拡張薬投与による急激な血圧降下に伴い、圧受容器を介して反射的に交感神経が興奮し、心筋のアドレナリンβ1受容体が刺激されることで起こる心拍数の増加のことをいう。ラベタロールは、アドレナリンα・β受容体遮断薬であり、血管のα1受容体遮断による血管拡張作用により反射性頻脈を誘発する恐れがあるが、心臓のβ1受容体遮断作用を併せもつため、反射性頻脈の発生が抑えられる。
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