薬剤師国家試験 令和04年度 第107回 - 一般 理論問題 - 問 137
In vitro遺伝毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 不定期DNA合成(UDS)試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質による突然変異を評価する方法である。
2 マウスリンフォーマTK試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質による生殖細胞遺伝毒性を評価する方法である。
3 Ames試験は、細菌を用いて化学物質による復帰突然変異を評価する方法である。
4 コメットアッセイは、哺乳類細胞を用いて化学物質によるDNA鎖の切断を評価する方法である。
5 小核試験は、細菌を用いて化学物質の染色体異常誘発性を評価する方法である。
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解答 3、4
1 誤
不定期DNA合成(UDS)試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質によるDNA傷害性を評価する方法である。
2 誤
マウスリンフォーマTK試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質による突然変異誘発性や染色体異常を評価する方法である。
3 正
Ames試験は、ヒスチジン要求性のネズミチフス菌を用いて化学物質によるヒスチジン非要求性への復帰突然変異を評価する方法である。
4 正
コメットアッセイは、哺乳類細胞を用いて化学物質によるDNA鎖の切断(DNA傷害性)を評価する方法である。
5 誤
小核試験は、哺乳類細胞を用いて化学物質の染色体異常誘発性を評価する方法である。
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