薬剤師国家試験 令和04年度 第107回 - 一般 実践問題 - 問 214,215

25歳女性。妊娠なし。最近、便秘気味のため一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。薬剤師が症状を確認したところ、ふきでもの(にきび)や食欲不振もみられた。一方、吐き気や腹部の痛みはなかったことから、以下の一般用医薬品を勧めた。

大黄甘草湯エキス顆粒 12包入り(6日分)
成分・分量
本品2包(3.75 g)中、以下の割合の大黄甘草湯エキス(1/2量)0.75 gを含有する。
日局ダイオウ・・・・・2.0 g   日局カンゾウ・・・・・1.0 g

問214(物理・化学・生物)
この女性から当該医薬品の成分について聞かれたため、薬剤師は便秘の改善に関係する成分は
  A   であることを女性に伝えた。  A   の化学構造として、適切なのはどれか。1つ選べ。

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問215(実務)
薬剤師は、この女性に「主に   A   によって   B   が起こることがありますが、心配ありません。」と伝えた。  B   に入るものとして、適切なのはどれか。1つ選べ。

1 発疹
2 尿の橙色への着色
3 手足の脱力感
4 筋肉痛
5 激しい腹痛を伴う下痢

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