薬剤師国家試験 令和04年度 第107回 - 一般 実践問題 - 問 341

以下の処方により調製された薬剤を鑑査するにあたり、分包紙の重さを含む薬剤の全量を秤量した時の正しい重量はどれか。１つ選べ。ただし1包量が0.1 g以下の場合は、1包あたり0.2 gの乳糖を賦形することとし、分包紙は0.5 g/包とする。



１　15.4 g
２　16.8 g
３　19.6 g
４　21.6 g
５　22.4 g

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解答　５

ロートエキス散10％は、製剤100 g中にロートエキスを10 g（10000 mg）含む。
ロートエキス散10％の1回あたりの製剤量をX gとすると、処方より
1回あたりの原薬量は10 mgなので、
製剤量：成分量＝100 g：10000 mg＝X g：10 mgより
X＝0.1 gとなる

1包量が0.1 g以下の場合は、1包あたり0.2 gの乳糖を賦形することから、分包紙の重さを含む薬剤の1回あたりの重量は、
0.1 g（製剤量）＋0.2 g（賦形剤）＋0.5 g（分包紙）＝0.8 g

今回の処方は、1日2回14日分なので、全28回分となる。よって、薬剤の全量を秤量した時の重量は
0.8 g×28＝22.4 g

解説動画１ ( 06:25 )  

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