薬剤師国家試験 令和05年度 第108回 - 一般 理論問題 - 問 100

核医学画像診断法と、使用される放射性核種の組合せとして正しいのはどれか。２つ選べ。

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解答　３、４

核医学画像診断法とは、放射性同位元素を構成成分として含む化合物を体内に投与して、放射性同位元素から発せられる放射線を体外の放射線検出器で検出し、その情報を基に放射性医薬品の空間的、時間的な分布を画像として表すものである。
陽電子放射断層撮影法（PET）は、β＋線を放出する核種（11C、13N、15O、18Fなど）を用いて画像化する診断法である。放出されたβ＋線が体内に存在する電子と結合して消滅する際に放出するγ線（消滅放射線）を測定し画像化する。
また、単一光子放射断層撮影法（SPECT）は、γ線を放出する核種（99mTc、123I、67Ga、111Inなど）を用いて画像化する診断法である。放出されたγ線を測定し画像化する。

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