薬剤師国家試験 令和05年度 第108回 - 一般 理論問題 - 問 183

重篤な副作用と代表的な原因薬剤例を示した組合せとして、正しいのはどれか。２つ選べ。

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解答　３、５

１　誤
副作用で横紋筋融解症を起こしやすい薬剤としては、HMG-CoA還元酵素阻害薬（シンバスタチンなど）、フィブラート系薬（フェノフィブラートなど）、ニューキノロン系抗菌薬（レボフロキサシンなど）があげられる。

２　誤
副作用で劇症肝炎を起こしやすい薬剤としては、ベンズブロマロンなどがあげられる。

３　正
副作用で心不全を起こしやすい薬剤としては、アントラサイクリン系抗がん剤（ドキソルビシンなど）、HER2阻害薬（トラスツズマブなど）があげられる。

４　誤
副作用で間質性肺炎を起こしやすい薬剤としては、抗がん剤（ブレオマイシンなど）、抗リウマチ薬（メトトレキサートなど）、免疫チェックポイント阻害薬（ニボルマブなど）があげられる。

５　正
副作用で糖尿病性ケトアシドーシスを起こしやすい薬剤としては、多元受容体作用抗精神病薬（オランザピンなど）、副腎皮質ステロイド性薬（プレドニゾロンなど）があげられる。

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