薬剤師国家試験 令和05年度 第108回 - 一般 理論問題 - 問 190
48歳男性。建設業に従事しており、高所での作業が多い。40歳時の健康診断で高血糖を指摘されて以降、近医に通院している。現在は以下の薬剤及び用法用量で2型糖尿病、高血圧、安定狭心症及び脂質異常症の治療を受けている。
指導された食事療法と運動療法は遵守できている。今回受診の身体所見と検査所見は以下のとおりであった。
身長174 cm、体重72 kg、血圧128/78 mmHg
空腹時血液検査結果:血糖124 mg/dL、HbA1c 7.2%、
総コレステロール220 mg/dL、
TG(トリグリセリド)148 mg/dL、HDL−C 70 mg/dL、
LDL−C 148 mg/dL、血清クレアチニン 0.7 mg/dL、
eGFR 86 mL/分/1.73 m2
尿検査結果:糖(4+)、蛋白(±)、潜血(-)、ケトン体(-)、
尿アルブミン/クレアチニン比50 mg/gCr
各薬剤の添付文書上の用法用量は以下のとおりとする。
今回の所見を踏まえた治療の変更として、適切なのはどれか。2つ選べ。
1 メトホルミン塩酸塩を増量する。
2 グリメピリドを追加する。
3 アムロジピンを増量する。
4 ピタバスタチンCaを増量する。
5 イコサペント酸エチルを追加する。
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