薬剤師国家試験 平成26年度 第99回 - 一般 実践問題 - 問 220,221

65歳男性。一過性脳虚血発作と診断され、血栓・塞栓の治療のため以下の薬剤が処方された。
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問220(実務)
本薬剤の服用にあたり、患者に対する服薬指導として適切でないのはどれか。1つ選べ。

1 服用開始後2ヶ月間は、定期的に検査を行う必要があるので、原則として2週間に1回受診してください。
2 発熱、倦怠感などの症状が現れた場合には、服用を中止し、直ちに医師又は薬剤師に連絡してください。
3 手術や歯の治療を受ける場合、この薬を飲んでいることを医師又は歯科医師に伝えてください。
4 この薬の服用期間中は、市販のクロレラ食品や青汁の摂取を避けて下さい。
5 風邪などで他の薬を薬局で購入する場合は、この薬を飲んでいることを薬剤師に伝えてください。


問221(物理・化学・生物)
脳梗塞の発症に関連する血小板の活性化及び血液凝固に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 血小板の活性化により、顆粒に含まれているプロスタグランジンI2が放出される。
2 アデノシン二リン酸は、血小板のGタンパク質共役型受容体を刺激して、アデニル酸シクラーゼを活性化する。
3 セロトニンは、ホスホリパーゼCの活性化を介して、血小板の凝集を抑制する。
4 プロトロンビンから変換されたトロンビンは、フィブリノーゲンからフィブリンを形成する。
5 プロトロンビンの生合成過程には、ビタミンK依存的な反応が含まれる。

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