薬剤師国家試験 平成26年度 第99回 - 一般 実践問題 - 問 230,231
80歳男性。特別養護老人ホームに入居中。発熱、食欲不振、全身の倦怠感、体重減少などの症状があり、病院で検査を受けた。胸部X線撮影で肺尖部陰影が認められ、喀痰検査で結核菌が検出されて結核と診断された。
問230(衛生)
結核に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 主な感染経路は接触感染である。
2 最近(2009〜2011年)、我が国では年間約千人の患者が新たに発生している。
3 最近(2009〜2011年)、新たに発生した患者の約半数は70歳以上の高齢者である。
4 DOTS(直接服薬確認療法)が行われている。
5 結核菌の消毒には消毒用エタノールは無効である。
問231(実務)
この患者には、イソニアジド、リファンピシン、エタンブトール塩酸塩が処方された。エタンブトール塩酸塩の最も重大な副作用として、薬剤師が留意しなければならないのはどれか。1つ選べ。
1 聴覚障害
2 腎機能障害
3 視力障害
4 嗅覚障害
5 味覚障害
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