問162, 問163 みんなの正答率 78.5% / 78.5%
QUESTION ▪ 第110回 薬剤師国家試験 一般理論問題
50歳男性。営業職で飲酒の機会が多く、5年間で体重は8 kg増加した。健診にて4年前より高血糖を指摘されていたが、放置していた。最近、口渇と頻尿を認めるようになったため病院を受診し検査を受けた結果、2型糖尿病と診断された。服薬歴なし。喫煙20本/日。運動習慣はない。

問162(病態・薬物治療)
この患者の身体所見及び検査値は以下のとおりである。

身長175 cm、体重80 kg、血圧146/94 mmHg、脈拍62拍/分、下腿に浮腫はない。
尿検査:糖(3+)、尿タンパク(±)、潜血(-)、ケトン体(-)、尿アルブミン/クレアチニン比90 mg/gCr
血液検査:空腹時血糖182 mg/dL、HbA1c 8.4%、LDL−C 162 mg/dL、TG(トリグリセリド)230 mg/dL、HDL−C 38 mg/dL、尿酸5.8 mg/dL、血清クレアチニン0.8 mg/dL、BUN 12 mg/dL、eGFR 81 mL/min/1.73 m2、Na 142 mEq/L、Cl 102 mEq/L、K 4.2 mEq/L
眼底検査:異常なし

本患者において2型糖尿病に合併しているのはどれか。2つ選べ。
問 162 の選択肢
1
糖尿病性腎症
正解
2
単純網膜症
正解
3
病型分類Ⅰ型の脂質異常症
正解
4
高尿酸血症
正解
5
肥満症
正解
問163(薬理)
糖尿病治療薬に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
問 163 の選択肢
1
グリクラジドは、ATP感受性K+チャネルを開口して、膵臓ランゲルハンス島β細胞からのインスリン分泌を促進する。
正解
2
ピオグリタゾンは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)を刺激して、アディポネクチンの分泌を低下させる。
正解
3
ボグリボースは、小腸上皮細胞に存在するα−グルコシダーゼを阻害して、単糖類の生成を抑制する。
正解
4
ルセオグリフロジンは、ナトリウム-グルコース共輸送体2(SGLT2)を阻害して、近位尿細管におけるグルコースの再吸収を抑制する。
正解
5
イメグリミンは、インクレチンの分解を抑制して、膵臓ランゲルハンス島α細胞からのグルカゴン分泌を促進する。
正解
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