薬剤師国家試験 平成29年度 第102回 - 一般 実践問題 - 問 288,289

38歳女性。肺結核と腰痛に対して以下の薬剤を服用していた。今回、同じ薬剤が処方されたが、最近、「新聞が読みにくくなった」などの視力障害を訴えた。
スクリーンショット 2017-12-12 14.55.52.png
問288(実務)
この視力障害との関連性が疑われる薬物はどれか。2つ選べ。

1 リファンピシン
2 イソニアジド
3 ピラジナミド
4 エタンブトール塩酸塩
5 ロキソプロフェンNa


問289(病態・薬物治療)
本症例の病態と薬物治療に関する説明として、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 結核菌は接触感染によって伝搬する。
2 血痰の有無により、他の呼吸器感染症と鑑別できる。
3 飲み忘れなど不規則な抗結核薬の服用は、結核菌が薬剤耐性を獲得する原因となる。
4 視力障害の原因薬は、いったん中止し、視力が回復したら再開する。
5 唾液や涙液が橙赤色になることがある。

User_Business_24REC講師による詳細解説! 解説を表示
この過去問解説ページの評価をお願いします!
  • わかりにくい
  • とてもわかりやすかった

評価を投稿

他の解説動画を見る