薬剤師国家試験 平成30年度 第103回 - 一般 実践問題 - 問 278,279

36 歳女性。腎移植目的で入院となった。移植に伴いサンディミュン®カプセル、ミコフェノール酸モフェチルカプセル、メチルプレドニゾロン錠を術前より内服することとなり、担当薬剤師が指導を開始した。移植手術は無事に終了し医師の指示によりサンディミュン®カプセルをネオーラル®カプセルに切り替えることになり、引き続き担当薬剤師が指導を継続することになった。
スクリーンショット 2018-09-03 18.26.50.png

問278(実務)
薬剤師がこの患者に行う術前、術後の服薬指導として、適切でないのはどれか。2つ選べ。

1 これらの薬を飲んでいる間は、こまめに手洗いをしてください。
2 抵抗力が下がり、感染症にかかりやすくなるので、麻疹や風疹などのワクチン接種をしておきましょう。
3 シクロスポリンは血液中の薬の濃度を測りながら服用する量を決めますので、血液検査が多くなります。
4 グレープフルーツジュースはシクロスポリンの効果を弱めてしまいますので、飲まないでください。
5 薬を切り替える時には副作用がでることがありますので、気になることがあれば言ってください。


問279(薬剤)
術前に服用していたシクロスポリンの油性製剤と術後に処方された自己乳化型マイクロエマルション製剤の特徴に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 自己乳化型マイクロエマルション製剤の方が、バイオアベイラビリティが高い。
2 いずれも消化管液中でw/o型エマルションが形成される。
3 自己乳化型マイクロエマルション製剤の方が、薬の吸収に対する食事の影響が小さい。
4 自己乳化型マイクロエマルション製剤の方が、油相と水相の間の界面張力が大きいため、液滴が微細化される。
5 シクロスポリンは水溶性が高いため、主にエマルションの水相に分配する。

User_Business_24REC講師による詳細解説! 解説を表示
この過去問解説ページの評価をお願いします!
  • わかりにくい
  • とてもわかりやすかった

評価を投稿

他の解説動画を見る