薬剤師国家試験 平成31年度 第104回 - 必須問題 - 問 87
下記の処方に従って薬剤調製した後の鑑査で指摘すべき項目はどれか。1つ選べ。なお、投薬びんと処方薬剤は無色透明である。
1 遮光の必要性
2 薬剤の総量
3 計量カップの必要性
4 薬札(ラベル)の必要性
5 投薬びんにおける服用量の目盛の必要性
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解答 4
1 誤
アンブロキソール塩酸塩シロップ0.3%は遮光する必要はない。
2 誤
シロップの総量は1日6 mLを8日分なので、6 mL/日×8日=48 mLとなり、適切である。
3 誤
3 mLの目盛付スポイトは、服用時に1回量の2 mLを量り取るために用いられる。このため計量カップや投薬びんにおける服用量の目盛は不要となる。
4 正
薬札(ラベル)には、患者氏名、服用に関する情報、調剤年月日、調剤した薬剤師の名前など必要な情報が記載されている。本鑑査においては、薬札(ラベル)がないことを指摘するべきである。
5 誤
解説3参照。
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解説動画1 ( 04:54 )
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